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外壁塗装の見積もりを依頼した際に「シロアリ点検も一緒にやっておいた方がいいですよ」と言われた経験はないでしょうか。

「わざわざ同時にやらなくても……」と思う方もいるかもしれませんが、実は外壁塗装のタイミングはシロアリ点検を行う上でも好都合な時期です。足場の活用、外壁の劣化状況、予防処理の再処理時期という3つの観点から、同時に動くことのメリットは決して小さくありません。

この記事では、外壁塗装とシロアリ点検を同時に進めるべき理由と、費用の目安、業者の手配方法をまとめました。


外壁塗装とシロアリ点検を同時に行うべき3つの理由

足場を組んでいる間に床下・基礎まわりをまとめて確認できる

外壁塗装では、足場の設置・撤去だけで費用が発生します。一般的な2階建て住宅であれば、足場費用は15〜25万円程度とされています。

シロアリ点検そのものは床下が主な対象のため、足場の有無は直接関係しません。しかし、足場が組まれている時期は「外部から家全体を眺める絶好の機会」でもあります。外壁塗装業者が作業する過程で、基礎まわりのひび割れや、外壁と基礎の取り合い部分の劣化が確認されることがあります。その段階でシロアリ業者にも声をかけておけば、基礎外周の状態を複数の専門家の目でチェックできます。

「足場を組む機会に家全体の状態を確認する」という視点で、外壁塗装とシロアリ点検をセットで考えるのは合理的な選択です。

外壁の劣化はシロアリ被害のリスクを高める——防水性と木材保護の関係

外壁の塗膜が劣化すると、雨水が外壁材に浸透しやすくなります。外壁材(特にサイディングや木質系素材)に水分が含まれると、内部の木材が湿潤状態になりやすくなります。

シロアリは乾燥した木材よりも、湿気を含んだ木材を好む傾向があります。防水性が低下した外壁から雨水が浸入し、壁内部の木材が湿ることで、シロアリにとって活動しやすい環境が生まれます。

外壁塗装を検討しているということは、少なからず塗膜の劣化が生じている段階です。その時期に、壁内部や床下の木材の状態もあわせて点検しておくことは、家全体の健全性を確認する上で意味があります。

シロアリは外壁から直接侵入するわけではありませんが、外壁の防水性低下が木材の湿潤を招き、シロアリの活動を促す間接的な要因になることがあります。

築10〜15年はシロアリ予防処理の再処理時期と重なりやすい

新築時に行うシロアリ予防処理(防蟻処理)の効果は、一般的に5年程度とされています。業界標準として、5年ごとの再処理・点検が推奨されています。

国土交通省の「長期優良住宅」認定基準(告示第209号)においても、防蟻処理に係る点検は一定の周期での実施が維持保全計画の要件として位置づけられています。

新築時に処理を行った場合、5年目・10年目・15年目が再処理のタイミングになります。外壁塗装が最初に必要になるのは、一般的に築10〜15年の時期です。この時期は、ちょうどシロアリ予防処理の2回目または3回目の再処理時期とも重なります。

「外壁塗装のついでに」ではなく、「同じタイミングにたまたま2つの要件が重なる」という認識で、合わせて対応することをおすすめします。


シロアリ点検の費用と作業内容

点検費用の相場——無料〜8,000円程度(業者により異なる)

シロアリ点検の費用は、業者によって異なります。一般的な相場として、以下のように区分されることが多いです。

点検の種類費用の目安
無料診断(業者による営業目的)無料
有料点検(専門業者・独立系)3,000〜8,000円程度

無料点検は多くの場合、施工を受注することを前提とした営業活動の一環です。費用が発生する有料点検は、施工の有無に関わらず客観的な診断を行うスタンスの業者が多い傾向があります。

点検結果の信頼性を重視するなら、複数の業者に点検を依頼し、結果を比較することをおすすめします。

点検で確認される箇所——床下・基礎・玄関まわり・浴室

シロアリ点検では、主に以下の箇所が確認されます。

  • 床下全体: 木材の食害・変色・蟻道(ぎどう)の有無
  • 基礎まわり: 基礎コンクリートのひび割れ、基礎と木材の取り合い部分
  • 玄関まわり: 玄関框(かまち)・土間の木材部分(シロアリが侵入しやすい経路)
  • 浴室・洗面所まわり: 水回りに近い木材部分(湿気が多く被害が出やすい)
  • 外部: 基礎の外周、配管まわりの隙間

「蟻道(ぎどう)」とは、シロアリが土や木くずを固めて作った通路のことです。基礎の表面や壁面に見られる場合、シロアリが活動している可能性があります。

点検後に駆除・予防処理が必要になった場合の費用目安

点検の結果、被害や予防処理の必要性が確認された場合、追加で費用が発生します。一般的な相場として以下が目安とされています。

作業内容費用の目安(戸建て・延床30坪程度)
予防処理(バリア工法・薬剤散布)10〜20万円程度
予防処理(ベイト工法・毒餌)15〜30万円程度
駆除工事(被害が限定的な場合)10〜25万円程度
駆除工事+構造材の補修50万円以上になる場合あり

費用は家の広さ、工法、被害の程度によって大きく異なります。上記はあくまで目安であり、実際の費用は業者による現地調査・見積もりで確認してください。


シロアリ被害を放置するとどうなるか

構造材への被害が進むと補修費用が大幅に増える

シロアリは木材の内部を食い進むため、外部からは被害の進行状況がわかりにくいという特徴があります。土台・柱・梁といった構造材が食害を受けると、住宅の耐震性に影響が出る場合があります。

早期に発見・対処した場合と、被害が進行してから対処した場合では、工事費用に大きな差が生まれます。

  • 早期発見の場合: 予防処理または限定的な駆除工事(数十万円程度)
  • 被害が進行した場合: 駆除工事+構造材の補修・交換(場合によっては100万円を超えることがある)

床の一部が柔らかくなっている、床下から湿った木のにおいがする、白い粒が落ちているといった症状がある場合は、早めに専門業者に相談することをおすすめします。

外壁塗装が終わった後では床下の確認が困難になる場合もある

「外壁塗装が終わってから、落ち着いたらシロアリ点検をしよう」という考えは自然ですが、外壁塗装の施工によって一時的に床下の確認が難しくなる場合もあります。

特に、外壁の根元まわりに新たにコーキング処理や仕上げが施された後では、基礎との取り合い部分の確認がしにくくなることがあります。外壁塗装前・施工中のタイミングで、基礎まわりの状態を確認しておくことが望ましいです。


外壁塗装の見積もり時にシロアリ業者への相談を同時に進める手順

外壁塗装の見積もり比較ガイドでも解説していますが、複数の業者から見積もりを取ることが適正価格を知る第一歩です。シロアリ業者についても同様に、複数社への相談が基本です。

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