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新築から5年が経ちましたか?
新築時に行われたシロアリ防蟻処理の保証期間は、一般的に5年を目安とする業者・機関が多いとされています。保証が切れる前後に何をすべきかを、この記事で解説します。
「新築だから大丈夫」と思っていると、気づかないうちにシロアリが侵入するリスクがあります。まずは保証書の確認から始めてみましょう。
新築時のシロアリ対策とは何か — 確認方法
ほとんどの新築住宅には防蟻処理が施されている
木造建築物の地面に近い木材(床下から1m以内)には、建築基準法に基づく防腐・防蟻措置が義務付けられています(詳細は国土交通省の告示・施行令をご確認ください)。
大手ハウスメーカーや工務店では、土台・柱・床下に防蟻薬剤を施工するのが標準的です。また一部のメーカーでは、防蟻性能を持つ木材(ACQ処理材・ヒノキ・ヒバなど)を使用している場合もあります。
新築時にどのような対策が施されたかは、引き渡し時の書類に記載されています。
自分の家の防蟻処理を確認する方法
新築時の防蟻処理の内容は、以下の書類で確認できます。
- 住宅性能評価書: 住宅性能表示制度を利用した住宅に発行される書類。耐久性・耐震性とあわせて防蟻処理の内容が記載されている場合があります
- 防蟻処理記録書・施工保証書: 防蟻処理を施工した業者から発行される書類。保証期間・保証内容が明記されています
- ハウスメーカー・工務店への問い合わせ: 書類が見当たらない場合は、建設会社または施工業者に連絡すれば施工内容を教えてもらえます
保証書が手元にない場合でも、施工業者に問い合わせると記録を確認してもらえることがあります。
「長期優良住宅」の場合は定期点検が求められる
長期優良住宅の認定を受けた住宅では、認定取得時の維持保全計画に従った定期的な点検が求められています。詳細な要件は国土交通省または認定を行った所管行政庁にご確認ください。
防蟻処理の再処理も維持保全計画に含まれていることが多く、計画書に記載された期限に従って対応する必要があります。
認定を受けているかどうかは、引き渡し時の書類(認定通知書)で確認できます。
新築保証(5年)が切れる前後にやること
保証期間内(新築から5年以内)にやること
保証期間内は、再発時の対応が保証書の条件に従って行われます。まず保証書を確認し、以下を把握しておくことをおすすめします。
- 保証の内容(再発時に無償再施工なのか、費用負担がある条件があるのか)
- 保証の対象範囲(施工箇所全体か、一部の範囲に限定されているか)
- 施工業者の連絡先
保証期間内に以下の異変が起きた場合は、まず施工業者に連絡してください。自己判断で別の業者に依頼すると、保証の対象外になる可能性があります。
- 羽アリが屋内または庭に発生した
- 床を踏むとフカフカ・沈む感触がある
- 蟻道(泥状のトンネル)が基礎や木部に見える
羽アリとシロアリの見分け方は羽アリの見分け方・対処法を参考にしてください。
保証期間終了時(5年目前後)にやること
5年目は、初めて防蟻処理を「自分で手配する」タイミングです。以下の手順で進めてみてください。
- 保証書を確認する — 保証終了日を確認する(「施工日から5年」と記載されていることが多い)
- 保証終了の1〜2ヶ月前から動き出す — 終了日ギリギリに動くと再処理の日程調整が間に合わないことがある
- 現在の施工業者に再処理の見積もりを依頼する — 施工記録が連続しているメリットがある
- 他社にも見積もりを取って比較する — 再処理は他業者でも可能
5年目の具体的な再処理スケジュールはシロアリ予防はいつやる?5年ごとが正解な理由も参考にしてください。
保証が切れた後(5年目以降)にやること
5年が経過してしまった場合でも、できるだけ早く対応することが重要です。
まず無料点検で床下の現状を確認します。現時点でシロアリ被害がなければ予防処理として再施工を依頼し、被害が確認された場合は駆除工事が必要になります。
「被害がないから後回し」にしてしまうと、薬剤効果が低下したまま放置した期間分のリスクが蓄積されます。