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太陽光発電を設置しても「本当に元が取れるのか」。これは、設置を検討している多くの方が最初に抱く疑問です。

2026年時点の設置費用は、5kWシステムで新築なら約143万円、既築なら約163万円が全国平均の目安です(経済産業省「令和7年度以降の調達価格等に関する意見」2025年2月3日公表データより)。金額が大きいだけに、回収できるかどうかは設置前にしっかり確認しておきたいところです。

この記事では、2026年時点の設置費用・売電価格・回収期間の目安を解説したうえで、元が取れる設置のために押さえておきたいポイントをお伝えします。

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太陽光発電の「元が取れる」とはどういうことか

元が取れる=初期費用を発電メリットで回収できること

「元が取れる」とは、設置にかかった初期費用を、太陽光発電によって得られるメリット(売電収入+電気代の節約)で回収できることを指します。

太陽光発電の収益源は2つあります。

  • 売電収入:発電した電気のうち、家庭で使いきれなかった分を電力会社に売って得られる収入
  • 電気代の節約:昼間に発電した電気を自家消費することで、電力会社から購入する電気量が減り、電気代が下がる

この2つを合わせた「年間メリット額」が、初期費用を上回るかどうかが「元が取れる」かどうかの判断軸になります。

元が取れるかどうかは「設置費用」と「年間メリット額」の比率で決まる

回収期間は次の計算で求められます。

回収期間(年)= 初期費用 ÷ 年間メリット額

たとえば初期費用が110万円で、年間メリット額が約10万円(売電収入+電気代節約)なら、回収期間は約11年という計算になります。

ただし、設置費用は業者によって大きく差があります。また売電収入は発電量や売電単価によって変わり、自家消費分のメリットは電気代の水準にも左右されます。

「元が取れるかどうか」は条件次第であるため、自分の家の条件で試算することが重要です。

2026年時点の設置費用と年間メリット額(目安)

4kWシステムの設置費用の目安(※業者見積もりが前提)

経済産業省「令和7年度以降の調達価格等に関する意見」(2025年2月3日公表)に基づくと、2025年時点の設置費用の全国平均は次の通りです。

設置容量新築(万円)既築(万円)年間発電量の目安
3kW85.897.8約3,300kWh
4kW114.4130.4約4,400kWh
5kW143.0163.0約5,500kWh
6kW171.6195.6約6,600kWh

※消費税・工事費を含む全体費用。工事費はご家庭の条件により変動します。 ※出典:経済産業省「令和7年度以降の調達価格等に関する意見」(2025年2月3日公表)をもとにエコでんちが作成した表より引用(2026年3月28日確認)

新築と既築で費用が異なるのは、既築住宅では足場の仮設費用が追加でかかるためです。既築の場合、足場代として約10〜20万円分の上乗せになる傾向があります。

なお、上記はあくまで全国平均の目安です。 実際の費用は業者・地域・屋根の形状・使用パネルの種類によって変わります。正確な金額は必ず複数業者から見積もりを取って確認してください。

設置費用の詳しい内訳や地域別の相場については、太陽光発電の費用・相場ページでも解説しています。

契約から売電開始まで何か月かかるかを知りたい方は、太陽光発電の設置の流れ(全7ステップ)もご参照ください。

売電収入(FIT制度の現状)と自家消費メリット

太陽光発電で得られる売電収入には、国が買取価格を保証する**FIT制度(固定価格買取制度)**が利用できます。

2026年時点では、2025年10月以降に申請した住宅用太陽光発電に「初期投資支援スキーム」と呼ばれる新制度が適用されます。

新制度(2025年10月以降に申請した場合)の売電価格:

期間売電単価
FIT開始から1〜4年目24円/kWh
5〜10年目8.3円/kWh

2025年度(2025年9月以前申請分)の場合は15円/kWhでしたが、新制度では導入初期4年間の売電単価が大幅に引き上げられています。初期4年間に売電収入を多く得られるため、ローンの返済が楽になるという設計です。

ただし、5年目以降は売電単価が8.3円/kWhと大きく下がります。5年目以降は「売電より自家消費」を重視した運用がより効果的です。

電気代節約のメリットについては、自家消費する電力量×電気料金単価が節約額になります。一般的な電気料金は現在30〜35円/kWh程度(契約・時間帯により異なる)であり、売電より自家消費した方が経済的に有利な状況です。

売電価格の情報源(参照): なっとく!再生可能エネルギー 買取価格・期間等(経済産業省)※2026年3月28日時点の情報をエコでんち記事経由で確認。直接アクセスは資源エネルギー庁ウェブサイトでご確認ください。

蓄電池と組み合わせた場合の変化

蓄電池を太陽光発電と同時に設置すると、昼間に発電した電力を夜間にも使えるため、自家消費率が大幅に上がります。

  • 蓄電池なし:自家消費率は概ね30〜40%程度(昼間在宅していない場合は特に低い)
  • 蓄電池あり:自家消費率が70〜80%程度まで向上するケースも

ただし、蓄電池の初期費用は機種にもよりますが、太陽光発電との合計で250〜400万円程度(容量・メーカーにより異なります)になるケースが多く、回収期間の計算が変わります。設置費用に見合う効果があるかどうかは、電気使用量や生活パターンによって異なります。

回収期間は何年かかる?

一般的な回収期間の目安(売電+自家消費の場合)

経済産業省データをもとにしたシミュレーション(エコでんち記事より引用)では、以下の目安が示されています。

旧制度(2025年9月以前に申請した場合)の回収期間目安:

設置容量初期費用年間売電収入の目安年間電気代削減の目安回収期間の目安
4kW約110万円約4.7万円約6.0万円約12年
6kW約165万円約7.8万円約6.7万円約14年
8kW約220万円約11.0万円約6.4万円約15年

新制度(2025年10月以降に申請した場合)の回収期間目安:

設置容量初期費用1〜4年目・売電収入5〜10年目・売電収入年間電気代削減回収期間の目安
4kW約110万円約7.6万円/年約2.5万円/年約5.8万円約13年
6kW約165万円約12.5万円/年約4.2万円/年約8.4万円約15年

※条件:電力料金30円/kWh・電気使用量400kWh/月(昼100kWh/夜間200kWh/朝晩100kWh)・パネル劣化率0.55%/年・電気代上昇率3%/年などを前提とした試算例。 ※出典:エコでんちシミュレーション(2026年3月28日確認)。実際の回収期間は設置条件・電気使用量・補助金活用の有無などによって変わります。

おおむね12〜15年が回収期間の目安ですが、設置費用が低い・補助金を使う・自家消費率が高いなどの条件が重なると、回収期間はこれより短くなります。

ここで気になるのは「本当にそれだけで元が取れるの?」という点ですよね。次のセクションでは、回収できる条件と回収できないケースを整理します。

実際の回収期間は、あなたの家の条件によって変わります。

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回収期間を短くする3つの条件(南向き屋根・日射量・補助金活用)

回収期間が短くなる主な条件は次の3つです。

1. 南向きの屋根に設置できる

太陽光パネルは設置角度と方角が発電量に直結します。一般的に南向き・傾斜30度前後が最も発電効率が高く、東・西向きでは南向きと比べて10〜15%程度の発電量低下が見込まれます。

2. 日射量が多い地域に住んでいる

年間日射量は地域によって差があります。日照時間が長い地域(東海・関東・九州など)は、東北・北海道・日本海側に比べて発電量が多く、回収期間が短くなる傾向があります。

3. 補助金制度を活用できる

国や自治体の補助金を活用することで、実質的な初期費用を下げられます。補助金の金額は地域・年度によって異なりますが、例として1kWあたり3万円の補助が出た場合、6kWシステムなら18万円の削減になります。

2026年度時点では、東京都では太陽光発電設備への補助制度が継続されています(令和8年度の詳細・制度名は東京都公式サイトでご確認ください)。他の自治体でも補助制度がある場合があります。

回収できないケースとその原因

一方で、設置しても回収が難しくなるケースもあります。

回収期間が延びる主な原因:

  • 設置費用が高すぎる:相場を大幅に超える価格で契約してしまった場合、回収期間が大幅に延びます。複数業者への相見積もりが必須です
  • 北向き・影がかかる屋根:発電量が低下し、年間メリット額が減ります
  • パワーコンディショナの故障・交換:パワコンの寿命は10〜15年程度で、交換費用は本体+工事込みで30〜45万円程度が目安(機種・容量により異なります)です。メンテナンス費用も考慮して計算することが重要です
  • 10年でFIT期間終了後の売電単価急落:FIT制度の期間終了後は売電価格が大きく下がります。FIT終了後の収支計画も検討しておく必要があります

注意: 「元が取れる」「黒字になる」と断言する業者の説明には注意が必要です。回収は設置条件・電気使用量・メンテナンス費用など多くの要因に左右されます。

2026年に太陽光発電を設置するメリット・デメリット

メリット: 電気代高騰局面での自家消費効果

2022年以降、電気代は大幅に上昇しており、2026年時点でも家庭の電気料金は高止まりが続いています。電気代が高いほど、自家消費分の経済メリットは大きくなります。

太陽光発電を設置すると、昼間の電気代をほぼゼロにできる時間帯が生まれます。電気代の上昇が続く局面では、売電よりも自家消費を重視した運用が長期的な経済性向上につながります。

また、停電時の非常用電源としての機能も、防災意識の高まりとともに評価されています(システムの仕様によって停電時の使用範囲は異なります)。

メリット: 国・自治体の補助金制度(※地域により異なる)

2026年度時点で活用できる補助金制度の主なものを紹介します。

国の補助金:

  • 経済産業省・環境省によるZEH支援補助事業(新築ZEHに太陽光が含まれる場合が対象)※詳細・申請条件は環境共創イニシアチブ(SII)の公式サイトでご確認ください

東京都:

  • 太陽光発電設備への補助制度が継続されています(令和8年度の詳細・制度名は東京都公式サイトでご確認ください)

その他の自治体:

  • 都道府県・市区町村が独自の補助制度を設けているケースがあります。お住まいの自治体の窓口または公式サイトでご確認ください

補助金制度は年度ごとに内容が変わります。 申請前に必ず最新情報を公式サイトで確認し、申請期限・対象要件・申請手順を把握してください。

デメリット: 初期費用の高さ・屋根の向き・劣化リスク

太陽光発電には以下のデメリットも把握しておく必要があります。

初期費用の高さ: 一般家庭での設置費用は100万円以上が一般的です。ローンを組んで設置する場合は利息も考慮した回収計算が必要です。

屋根の形状・向きによる制約: 北向きや傾斜のない陸屋根、周囲の建物や木で影がかかる屋根では、発電量が低下します。設置前に日照条件の確認が必要です。

機器の劣化と維持費:

  • パネルは年間0.5%程度の出力低下が一般的とされています(条件により異なります)
  • パワーコンディショナの交換費用(10〜15年後に30〜45万円程度が目安(機種・容量により異なります))がかかります
  • 定期的な清掃・点検費用も見込んでおく必要があります

FIT期間終了後の収入減: FIT制度の適用期間(10年間)が終了すると、売電単価は大幅に下がります。FIT終了後は自家消費と蓄電池活用が経済性の鍵になります。

元が取れる設置をするために業者選びが重要な理由

見積もりを複数社で比較しないと費用相場がわからない

太陽光発電の設置費用は、業者によって大きく異なります。同じ容量・メーカーのシステムでも、販売価格に数十万円の差が出ることは珍しくありません。

1社だけの見積もりで判断してしまうと、割高な価格で契約してしまうリスクがあります。経済産業省のデータを参考に相場感を把握したうえで、最低でも2〜3社から見積もりを取って比較することをおすすめします。

見積もりを比較する際は、単純な価格だけでなく次の点も確認してください。

  • パネルの種類・出力・枚数
  • パワーコンディショナのメーカー・機種
  • 工事内容(足場・防水処理の有無)
  • 保証内容(パネル出力保証・施工保証)
  • 申請手続きの代行費用

実績のある業者を選ぶポイント

業者選びで確認すべき主なポイントは次の通りです。

  • 施工実績が豊富であること:施工件数や地域実績を公開している業者を選びましょう
  • メーカー認定施工店であること:パネルメーカーが認定した施工店は、品質基準を満たした工事を行います
  • アフターサービスが充実していること:設置後のトラブル対応・定期点検の体制を確認しましょう
  • 契約前に十分な説明があること:FIT制度の説明・収支シミュレーション・解約条件などを丁寧に説明してくれる業者を選びましょう

太陽光発電の設置は長期間(20〜30年以上)にわたる取り組みです。費用だけでなく、設置後のサポート体制も業者選びの重要な判断基準です。

太陽光発電の導入を検討している方は、太陽光発電のサービスページで対応エリアや業者情報をご確認ください。

設置から売電開始まで7つのステップを把握しておきたい方は、太陽光パネル設置の手順と流れもご覧ください。

外壁・屋根のメンテナンスも同時に検討したい方は外壁塗装のページもご覧ください

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1社だけの見積もりは損するリスクがある

太陽光発電の設置費用は業者によって大きく異なります。「相見積もりを取った結果、最初に相談した業者より大幅に安い価格で設置できた」という事例も多く報告されています。

複数社に同じ条件で見積もりを依頼し、価格・工事内容・保証条件を比べることが、元が取れる設置への第一歩です。

無料一括見積もりなら審査済み業者に同条件で依頼できる

一括見積もりサービスを使うと、1回の申込みで複数の審査済み業者に同条件で見積もりを依頼できます。各社のシミュレーションを比較することで、あなたの家の条件での回収期間の見通しも確認できます。

「太陽光発電が自分の家に合っているかどうか」「本当に元が取れる条件なのか」は、実際に見積もりを取ってシミュレーションで確認するのが、回収期間の見通しを確認できる有効な方法のひとつです。

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この記事で紹介した主なデータの出典:

  • 設置費用・容量別試算:経済産業省「令和7年度以降の調達価格等に関する意見」(2025年2月3日公表)
  • FIT制度(新制度・初期投資支援スキーム):なっとく!再生可能エネルギー 買取価格・期間等(経済産業省)
  • 上記情報はエコでんち「【2026年】太陽光発電の価格相場はいくら?」(https://ecodenchi.com/post-23085/ 2026年3月28日確認)で引用・整理されているデータを参照しました

※補助金制度・売電価格は年度によって変更される場合があります。最新情報は各公式サイトでご確認ください。