※本記事にはアフィリエイト広告(成果報酬型広告)が含まれます。
「外壁塗装の費用を少しでも安く抑えたい」と思う方は多いでしょう。ただ、やみくもに安い業者を選んでしまうと、工事の品質に問題が出ることもあります。
このページでは、品質を落とさずに費用を適正化するための5つの方法を解説します。費用の相場を把握した上で、具体的にどこを工夫できるかを確認していきましょう。
外壁塗装の費用相場をまず把握しよう
安くする方法を検討する前に、まず「適正価格の目安」を知っておくことが重要です。相場がわからない状態では、提示された金額が安いのか高いのか判断できません。
30坪の一般的な費用相場
外壁塗装の費用は、外壁の広さ・塗料の種類・劣化状況・地域などによって変わります。一般的な30坪の住宅を例にとると、シリコン系塗料では80〜120万円程度、フッ素系塗料では100〜150万円程度が目安とされています(業者・仕様・地域により異なります)。
詳しい費用の内訳や塗料別の相場については、外壁塗装の費用相場ページで解説しています。あわせてご確認ください。
費用の内訳(塗料代・足場代・人件費・養生等)
外壁塗装の費用は、大きく以下の項目で構成されています。
| 項目 | 概要 | 費用の目安 |
|---|---|---|
| 足場工事費 | 安全に作業するための仮設足場 | 工事費全体の15〜20%程度 |
| 高圧洗浄費 | 塗装前の外壁清掃 | 1〜3万円程度 |
| 下地処理・補修費 | ひび割れや劣化部分の補修 | 状態によって異なる |
| 養生費 | 塗料が付いてはいけない箇所の保護 | 1〜3万円程度 |
| 塗料・塗装工事費 | 下塗り・中塗り・上塗りの3工程分 | 塗料グレードにより大きく変動 |
| 諸経費 | 廃材処理・交通費等 | 工事費の5〜10%程度 |
補足: 費用の目安は2026年時点の一般的な水準です。地域・業者・外壁の状態によって大きく異なります。必ず複数社から見積もりを取って確認してください。
この中で足場代は一度組むと大きなコストになるため、足場を有効活用する方法が費用削減の重要なポイントになります。
外壁塗装を安くする5つの方法
1. 相見積もりで適正価格を見極める
費用を安くするための最も効果的な方法は、複数の業者から見積もりを取り、価格と内容を比較することです。外壁塗装は業者によって費用が大きく変わることがあります。
相見積もりを取る際のポイントは以下のとおりです。
- 2〜3社に依頼するのが目安(1社では比較できず、4社以上は管理が大変になる)
- 各社に同じ仕様・条件で依頼する(塗料の種類・塗り回数を統一する)
- 見積書には工程・数量・単価・塗料名が明記されているか確認する
- 「一式 ○○万円」だけの見積もりは内容が不明確なため注意が必要
相見積もりの詳しい方法や見積書の見方については、外壁塗装の見積もり比較ガイドで解説しています。
複数社の見積もりを手軽に取りたい方は、無料の一括見積もりサービスの活用が便利です。
2. 助成金・補助金を活用する
自治体によっては、外壁塗装に対して助成金や補助金を支給している場合があります。条件を満たせば費用の一部を補助してもらえる制度です。
補助の内容は自治体によって異なりますが、主に以下のような工事が対象になるケースがあります。
- 省エネ性能を高める断熱塗料の使用
- 遮熱塗料を使った改修工事
- 住宅の耐久性向上を目的とした改修
補足: 助成金・補助金の制度は自治体ごとに異なり、受付期間や予算に上限があるため、早めの確認をおすすめします。詳細については、お住まいの市区町村の窓口またはウェブサイトでご確認ください。
助成金・補助金の詳しい探し方や申請手順については、助成金・補助金ガイドで解説しています。
3. 閑散期(冬場)に依頼する
外壁塗装には繁忙期と閑散期があり、一般的に冬場(12〜2月頃)は閑散期とされています。この時期は業者のスケジュールに余裕があるため、値引き交渉がしやすい傾向があります。
補足: 冬場でも気温が5℃以上であれば塗装作業自体は可能とされています。ただし、極端に気温が低い日や雨天・雪の日は施工できません。業者に施工可能な条件を事前に確認しておくとよいでしょう。
なお、寒冷地・積雪地域(北海道・東北・北陸など)では、冬期間の施工が困難な日が続き、施工可能な時期や費用が大きく異なる場合があります。お住まいの地域の状況については地元業者にご確認ください。
一方、春(3〜5月)と秋(9〜11月)は繁忙期で、工事の予約が取りにくくなることもあります。急ぎでない場合は、閑散期に複数社に声をかけてみるのも一つの方法です。
4. 屋根塗装とセットで依頼する(足場代の節約)
外壁塗装と屋根塗装を別々に依頼すると、毎回足場を組むコストが発生します。足場代は1回あたり15〜25万円程度かかることもあるため、外壁塗装と屋根塗装を同時に行うと、2回分の足場代を1回にまとめられます。
屋根の状態によっては「今すぐ塗装しなくても良い」という場合もありますが、外壁塗装のタイミングで屋根の状態を確認しておくことはおすすめです。
- 外壁と屋根を同時施工 → 足場代の節約になる
- 外壁は10〜15年ごと、屋根も同様のサイクルなら一緒に対処できる
- まとめて工事することで、業者との交渉もしやすくなる
セットでの工事が費用対効果として有効かどうかは、現在の屋根の状態によります。見積もりの際に業者に屋根の確認を依頼してみましょう。
5. 塗料のグレードを適切に選ぶ
塗料の種類(グレード)によって、費用と耐用年数が変わります。高い塗料を使えば長持ちしますが、費用も上がります。逆に安い塗料では早めに再塗装が必要になる場合もあります。
| 塗料の種類 | 一般的な耐用年数の目安 | 特徴 |
|---|---|---|
| アクリル系 | 5〜8年程度 | 費用は安いが耐用年数が短い |
| ウレタン系 | 8〜10年程度 | バランスが取れている |
| シリコン系 | 10〜15年程度 | 現在の標準グレード |
| フッ素系 | 15〜20年程度 | 耐久性が高いが費用も高い |
| ラジカル制御形 | 12〜15年程度 | シリコン系に近い価格帯で高耐久 |
補足: 耐用年数はあくまでも目安です。外壁の素材・施工環境・メンテナンス状況によって変わります。塗料の選び方については外壁塗装の塗料比較ガイドで詳しく解説しています。
ライフプランに合わせて選ぶことが重要です。「10年後に売却予定」であればシリコン系で十分な場合もありますし、「長く住む予定」であればフッ素系を選ぶほうが長期的なコストを抑えられる場合もあります。
やってはいけない「安さ」の落とし穴
費用を安くしたいという気持ちから、逆効果になる選択をしてしまうケースがあります。以下の3点は特に注意が必要です。
極端に安い業者は手抜き工事のリスクがある
他社より大幅に安い見積もりを提示する業者には、その理由を必ず確認しましょう。価格が極端に安くなる背景として、以下のことが考えられます。
- 塗料のグレードが低く、耐用年数が短い
- 下地処理を省略している
- 塗り回数を減らしている(標準は3回塗り)
- 足場代・高圧洗浄代を含んでいない
一見安く見えても、数年後に再塗装が必要になれば、長期的なコストは高くなります。なぜその価格になるのかを業者にしっかり説明してもらうことが重要です。
業者の選び方については外壁塗装業者の選び方完全ガイドでも解説しています。
3回塗りを2回に減らすのはNG
外壁塗装は一般的に「下塗り→中塗り→上塗り」の3回塗りが標準です。この工程を2回に減らすと、塗膜の厚みが不足し、耐久性が大幅に落ちます。
注意: 「2回塗りで十分」「省けばその分安くなる」と提案してくる業者には注意が必要です。3回塗りの仕様で見積もりを取り、工程が守られているか確認してください。
工事中に中塗りが行われているかを自分で確認することは難しいため、見積書に3回塗りの工程が明記されているか、また工事保証の内容を事前に確認しておくことをおすすめします。
DIYは長期的にはかえって高くつく
費用を抑えようとしてDIYを検討される方もいますが、外壁全面の塗装をDIYで行うことには、以下のリスクがあります。
- 足場なしでの高所作業は危険
- 下地処理が不十分だと塗膜が剥がれやすくなる
- 塗料の選択・希釈・塗り方を誤ると耐久性が大きく落ちる
- 施工ミスにより後から専門業者に修正を依頼する費用が発生する
部分的な補修(ひび割れのコーキング等)はDIYで対応できるケースもありますが、外壁全体の塗装は専門業者に依頼するほうが長期的なコストは安くなることがほとんどです。
まずは無料で正確な見積もりを取ろう
費用を適正価格に抑えるための最初のステップは、複数社から正確な見積もりを取ることです。相場感がつかめると、その後の交渉や判断もしやすくなります。
まとめると、費用を安くするための5つの方法は以下のとおりです。
- 相見積もりで適正価格を見極める(最も効果的)
- 助成金・補助金を調べて活用する
- 閑散期(冬場)に依頼して交渉余地を広げる
- 屋根塗装とセットにして足場代を節約する
- 塗料グレードをライフプランに合わせて選ぶ
複数社への見積もり依頼が手間に感じる方には、一括見積もりサービスの活用がおすすめです。1回の入力で複数の審査済み業者に同時に依頼できます。
費用の詳しい内訳や塗料別の相場については外壁塗装の費用相場ページ、業者の選び方については外壁塗装業者の選び方もご参考ください。