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「外壁塗装の費用が思ったより高い。補助金や助成金を使えないか調べたい」という方は少なくありません。
実は、多くの自治体が外壁塗装を含む住宅リフォームに対して補助制度を設けています。条件を満たせば工事費の一部が補助されるため、うまく活用すると負担を抑えられます。
この記事では、外壁塗装で使える補助金の種類、申請条件、申請手順と注意点を整理してご説明します。お住まいの地域の制度を調べるための方法もあわせて紹介します。
外壁塗装に助成金・補助金は使える?
結論から言うと、条件によっては使えます。 ただし、外壁を「塗り替えるだけ」では対象にならないケースが多く、省エネや断熱改修を目的とした工事であることが条件になる自治体が多い傾向があります。
助成金と補助金の違い
「助成金」と「補助金」は混同されやすい言葉ですが、一般的には次のように使い分けられています。
| 区分 | 特徴 |
|---|---|
| 補助金 | 予算の範囲内で交付される。申請が多い場合は抽選や先着順になることがある |
| 助成金 | 一定の要件を満たせば原則として受け取れる。財源は税金や社会保険料 |
住宅リフォームの文脈では、自治体が実施しているのはほとんどが「補助金」です。予算枠に上限があるため、早めの手続きが大切です。
この記事では一般的な呼称に合わせて「補助金」と表記します。
外壁塗装で使える補助金の種類
外壁塗装に関係する補助金には、主に次の種類があります。
1. 省エネ・断熱リフォーム補助金(自治体)
遮熱塗料や断熱塗料を使った外壁塗装は、省エネ改修として自治体の補助対象になる場合があります。断熱性能の向上を条件としている自治体が多く見られます。
2. 住宅リフォーム一般補助金(自治体)
省エネに限らず、外壁・屋根・内装などの住宅改修全般に補助を出している自治体もあります。対象となる工事の範囲は自治体ごとに異なります。
3. 国の補助金・支援制度
国土交通省・経済産業省などが実施する住宅省エネ化の支援制度があります(年度により制度・予算が変わります)。詳細は各省庁の公式サイトでご確認ください。
補足: 補助金の制度は年度ごとに変わることが多く、2026年度の制度内容はお住まいの自治体に直接ご確認ください。
外壁塗装の補助金の条件【一般的な要件】
補助金を受けるための条件は自治体ごとに異なりますが、多くの自治体に共通する要件があります。
対象となる工事内容(遮熱塗料・断熱改修等)
省エネを目的とした補助金の場合、対象となる工事に条件が設けられることが一般的です。
- 遮熱塗料・断熱塗料を使った外壁塗装: 太陽熱の反射率が一定基準以上の製品を使用することが条件になるケースがある
- 断熱材の設置と組み合わせた改修: 外壁塗装単独ではなく、断熱材の施工とセットで補助対象になる場合もある
- 一定の施工面積: 最低限の施工面積が条件として設けられる場合がある
自治体によっては、省エネに特化せず、外壁の修繕全般を対象としているところもあります。
対象者の条件(居住者本人、税の滞納なし等)
補助金の対象者には、多くの自治体で次のような要件が設けられています。
- 住宅の所有者または居住者本人であること: 賃貸物件の借主が申請できないケースが一般的
- 市区町村内に住所があること(居住要件): 住民票が対象の自治体にあることが必要
- 市区町村税等の滞納がないこと: 固定資産税・住民税の滞納がある場合は申請できないことが多い
- 過去に同一制度の補助を受けていないこと: 同じ自治体の同じ制度を複数回利用できない場合がある
補足: 対象者の要件は自治体によって細かく異なります。申請前にお住まいの自治体の窓口に確認することをおすすめします。
補助金額の目安(工事費の10〜20%、上限10〜30万円が多い)
自治体の補助金額は、制度によってさまざまです。一般的な傾向としては以下のとおりです。
- 補助率: 工事費の10〜20%程度が多い(目安。詳細は各自治体にご確認ください)
- 上限額: 10〜30万円の範囲で上限を設けているケースが多い(目安。詳細は各自治体にご確認ください)
- 下限額: 工事費が一定金額以上でないと対象外になる制度もある
外壁塗装の費用相場については外壁塗装の費用相場ページもあわせてご確認ください。
補助金の申請手順【5ステップ】
補助金の申請には定まった手順があります。特に重要なのが「施工前に申請する」という原則です。
Step 1: 自治体の制度を調べる
まず、お住まいの市区町村に補助金制度があるかどうかを確認します。
- 自治体の公式ウェブサイト: 「○○市 外壁塗装 補助金」で検索
- 住宅リフォーム推進協議会の検索サイト: 全国の自治体の補助制度を一括検索できます(後述)
- 市区町村の窓口: 住宅担当課・建築課に直接問い合わせる
制度名・補助対象・補助額・申請期間・必要書類を確認しておきましょう。
Step 2: 業者に見積もりを依頼する(※施工前に申請が必要!)
制度の内容を確認したら、対象工事の見積もりを取ります。
複数社から見積もりを取ることで、適正価格を把握しやすくなります。見積もりの取り方については外壁塗装の見積もり比較ガイドをご参照ください。
重要: 多くの自治体の補助金制度では、工事の着工前に申請することが必須です。工事を始めてしまった後の申請は認められないケースがほとんどですので、必ず申請・交付決定を受けてから工事を開始してください。
Step 3: 申請書類を提出する
見積もりが出たら、必要書類を揃えて申請します。一般的に必要になる書類には次のようなものがあります。
- 申請書(自治体所定の様式)
- 見積書(業者が作成したもの)
- 工事箇所の写真(施工前)
- 住民票の写し
- 固定資産税の納税証明書
- 建物の登記簿謄本または固定資産税の課税証明書
必要書類は自治体によって異なります。申請前に窓口に確認するか、申請要領をよく読んで漏れなく準備しましょう。
Step 4: 交付決定を待って工事開始
申請後、自治体から交付決定通知が届いたら、工事を開始できます。
交付決定が出る前に工事を始めてしまうと、補助金が受け取れなくなる場合があります。業者に「交付決定が出るまで着工しないでほしい」と事前に伝えておきましょう。
まずは費用の目安を確認してから、補助金の活用を検討してみてください。
Step 5: 工事完了後に実績報告を提出
工事が完了したら、完了報告書を自治体に提出します。
- 工事完了報告書(自治体所定の様式)
- 工事の完了写真(施工後)
- 領収書または請求書の写し
報告書が受理されると、補助金が指定口座に振り込まれます。振り込みまでの期間は自治体によって異なります(2週間〜2ヶ月程度が目安)。
申請時の注意点
補助金の申請でよくある失敗や注意が必要なポイントをまとめます。
施工後の申請は不可(必ず工事前に申請する)
前述のとおり、工事着工前の申請が必須です。これは補助金制度の基本的なルールで、ほとんどの自治体で共通しています。
「工事が終わったから申請しよう」では認められません。制度の確認・申請・交付決定のすべてを工事開始前に完了させる必要があります。
予算枠には限りがある(早い者勝ちの自治体が多い)
補助金には予算枠があり、申請が多い場合は受付期間内でも締め切りになることがあります。多くの自治体では先着順で受け付けており、年度初め(4〜5月)に申請が集中する傾向があります。
外壁塗装を検討している場合は、できるだけ早い時期に自治体の窓口に問い合わせることをおすすめします。
対応できる業者を選ぶ必要がある
自治体によっては、補助金対象の工事は市区町村内に所在する業者または登録事業者への発注を条件としているケースがあります。
業者を選ぶ際は、補助金の申請書類(見積書など)を適切に作成できるかどうかも確認しておきましょう。費用を安くする方法については外壁塗装の費用を安くする方法もご参照ください。
お住まいの地域の補助金を確認する方法
住宅リフォーム推進協議会の検索サイト
全国の自治体が実施する住宅リフォーム補助制度を一括して検索できるサイトがあります。
住宅リフォーム推進協議会「地方公共団体における住宅リフォームに係わる支援制度検索サイト」
URL: https://www.j-reform.com/reform-support/
(出典: 一般社団法人 住宅リフォーム推進協議会、2026年3月28日確認)
このサイトでは、以下の方法で制度を検索できます。
- 都道府県・市区町村から探す: 地図または都道府県名をクリックして絞り込む
- 制度内容で探す: 支援分類(省エネルギー化・耐震化・バリアフリー化等)や支援方法(補助・融資等)で絞り込む
検索結果には各自治体の制度名・支援内容・問い合わせ先が表示されます。ただし、掲載内容は登録時点の情報のため、最新の情報は各自治体に直接お問い合わせくださいとサイト上に記載されています。
補足: 制度が検索サイトに登録されていない自治体もあります。お住まいの市区町村の公式ウェブサイトや窓口でも確認することをおすすめします。
補助金を活用しながら見積もりを取ろう
補助金を使うには、まず「お住まいの地域に制度があるか」を確認し、次に「補助金に対応できる業者を選ぶ」ことが重要です。
補助金対応の業者を探したい方は、一括見積もりサービスを活用すると、複数社の提案を比較しながら選ぶことができます。
補助金が使えない場合でも、複数社から見積もりを取って比較することで費用を抑えられます。
まとめ
外壁塗装の補助金について、重要なポイントをまとめます。
- 外壁塗装に使える補助金は自治体ごとに異なる。まずお住まいの市区町村に確認する
- 省エネ・断熱目的の塗装(遮熱塗料等)は補助対象になりやすい
- 補助対象者の条件として、居住者本人・市区町村税の滞納なし等が求められることが多い
- 補助額は工事費の10〜20%、上限10〜30万円程度が多い傾向(目安。詳細は各自治体にご確認ください)
- 工事着工前の申請が必須。完了後の申請は認められない
- 予算枠があるため早めに申請することが大切
- 制度の検索には住宅リフォーム推進協議会の検索サイトが便利
業者選びについては外壁塗装業者の選び方、費用相場については外壁塗装の費用相場もあわせてご参照ください。