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「うちの外壁塗装、いくらかかるんだろう」。見積もりを取る前に相場感を掴んでおきたい、という方は多いのではないでしょうか。

外壁塗装の費用は、住宅の坪数・外壁面積・塗料のグレードによって大きく異なります。この記事では、30坪・40坪・50坪それぞれの費用目安、費用の内訳、塗料グレード別の違い、そして2026年時点の値上がり傾向まで、まとめて解説します。

外壁塗装の費用相場【坪数別まとめ】

まず、一般的な戸建て住宅の坪数別に費用相場の目安をまとめます。

以下の金額は「シリコン塗料(現在の標準グレード)を使用し、足場・高圧洗浄・下地処理・諸経費を含む」場合の概算です。塗料のグレードや外壁の状態によって変わります。

建物の延べ床面積外壁面積の目安シリコン塗料での費用目安
30坪(約100㎡)約120〜130㎡80〜120万円程度
40坪(約130㎡)約160〜170㎡80〜130万円程度
50坪(約165㎡)約200〜210㎡100〜160万円程度

※外壁面積は延べ床面積から概算しています。実際の外壁面積は建物の形状・階数・開口部の割合によって異なります。正確な面積は現地調査が必要です。

※寒冷地・積雪地域では施工可能な時期や費用が異なる場合があります。地元業者にご確認ください。

30坪(約100㎡)の費用相場: 80〜120万円

延べ床面積30坪は、2LDK〜3LDKの一般的な2階建て戸建てに相当します。

シリコン塗料を使用した場合の費用内訳の目安(30坪・外壁面積約120〜130㎡)

項目費用目安
足場仮設15〜20万円程度
高圧洗浄2〜4万円程度
下地処理・補修3〜10万円程度
塗料・塗装工賃35〜55万円程度
養生費3〜5万円程度
諸経費3〜6万円程度
合計目安80〜120万円程度

下地処理の工程が増えると費用が上がります。外壁のひび割れや劣化が著しい場合は、追加費用が発生することがあります。

40坪(約130㎡)の費用相場: 80〜130万円

延べ床面積40坪は、4LDK前後の2階建て〜3階建て住宅に多い規模です。

外壁面積が30坪より2割程度増えるため、塗装工賃も比例して増加します。ただし、足場費用は建物の周囲長で決まるため、坪数に比例して単純増加するわけではありません。

シリコン塗料での40坪の費用目安: 80〜130万円程度

30坪と比べて外壁面積が広い分、塗料代・工賃が増えますが、足場費用は規模の差が吸収されやすい傾向にあります。

50坪(約165㎡)の費用相場: 100〜160万円

延べ床面積50坪は、4LDK以上の広めの戸建てに相当します。外壁面積も大きくなるため、塗料代・工賃ともに増加します。

シリコン塗料での50坪の費用目安: 100〜160万円程度

3階建ての場合は足場が高くなる分、足場費用が増加する場合があります。また、形状が複雑な住宅(凹凸が多い・出窓が多いなど)は、作業工数が増えて費用が高くなる傾向があります。

費用の幅が大きい理由: 上記の金額に幅があるのは、塗料の具体的なグレード・メーカー、外壁の現状(劣化度・補修箇所の数)、地域(都市部は人件費が高め。寒冷地・積雪地域では施工可能な時期が限られ、費用が異なる場合があります)、業者ごとの価格設定によって異なるためです。正確な費用は現地調査が必要です。


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費用の内訳を理解しよう

外壁塗装の見積書は、複数の項目で構成されています。それぞれの意味を理解しておくと、見積書を読む際に役立ちます。

塗料代(全体の約30%)

塗料代は、外壁塗装費用全体の約25〜35%を占めるのが一般的です。塗料のグレードによって価格が大きく変わります。

塗料の㎡単価の目安(業者による仕入れ・施工費を含む場合)は以下のとおりです。

塗料の種類耐用年数の目安㎡単価の目安
ウレタン8〜10年程度1,500〜2,500円程度/㎡
シリコン10〜15年程度2,000〜3,500円程度/㎡
フッ素15〜20年程度3,000〜4,500円程度/㎡
無機20〜25年程度3,500〜5,500円程度/㎡

※㎡単価は塗料の種類・メーカー・業者によって大きく異なります。見積書では「塗料代」と「塗装工賃」が分けて記載される場合と、合算で記載される場合があります。

塗料の種類と選び方の詳細は外壁塗装の塗料比較ガイドで解説しています。

足場代(15〜25万円が目安)

外壁塗装では、建物全体を足場で囲む必要があります。足場費用は建物の周囲長・高さによって変わります。

  • 費用の目安: 15〜25万円程度(一般的な2階建て戸建ての場合)
  • 計算方法: 足場の面積(建物周囲長 × 建物高さ)× 単価(700〜1,000円/㎡程度)
  • 3階建ての場合: 高さが増すため、25〜35万円程度になることがあります

足場は外壁塗装以外にも屋根塗装・修繕を同時に行うと、足場代を一回分に抑えられます。屋根と外壁の同時塗装についても参考にしてください。

人件費・工賃

塗装職人の作業費(人件費・工賃)は、外壁塗装費用の30〜40%程度を占める場合があります。

作業工数に影響する要素は以下のとおりです。

  • 外壁面積(広いほど日数がかかる)
  • 外壁の形状の複雑さ(凹凸が多いと時間がかかる)
  • 外壁材の種類(モルタル・サイディング・タイルなど)
  • 必要な塗り回数(下塗り・中塗り・上塗りの3回が標準)

建設業界では職人不足が深刻化しており、技能労働者の賃金水準の確保が政策課題となっています(出典: 国土交通省「技能労働者の適切な賃金水準の確保について」https://www.mlit.go.jp/totikensangyo/const/totikensangyo_const_tk2_000081.html)。

養生・下地処理・洗浄

塗装工事には塗料の塗布以外にも複数の工程があります。

高圧洗浄(2〜4万円程度)

塗装前に外壁表面の汚れ・コケ・古い塗膜を高圧洗浄で落とします。この工程が不十分だと、新しい塗料の密着が悪くなり、早期剥離の原因になります。

下地処理(3〜10万円程度、劣化の状態による)

ひび割れの補修(シーリング)、旧塗膜の除去、サビ止め処理など、外壁の状態に応じた下地処理を行います。外壁の劣化が進んでいるほど、下地処理の工程が増えてコストが上がります。

養生(3〜5万円程度)

塗料が付いてはいけない窓・サッシ・玄関ドアなどを養生シートで覆います。

補足: 見積書に「高圧洗浄」「下地処理」「養生」の項目が明記されているか確認してください。これらが省略されると施工品質が下がります。見積書の見方については外壁塗装の見積書の読み方も参考にしてください。

塗料のグレードで費用はこう変わる

同じ30坪の住宅でも、選ぶ塗料のグレードによって費用は大きく異なります。

塗料別の㎡単価比較

塗料グレード別の費用比較(30坪・足場含む概算)は以下のとおりです。詳しい塗料の特徴と選び方は外壁塗装の塗料を徹底比較をご参照ください。

塗料の種類耐用年数の目安30坪の費用目安40坪の費用目安50坪の費用目安
ウレタン8〜10年程度60〜90万円程度80〜110万円程度100〜140万円程度
シリコン10〜15年程度80〜120万円程度80〜130万円程度100〜160万円程度
フッ素15〜20年程度100〜160万円程度130〜200万円程度160〜250万円程度
無機20〜25年程度120〜200万円程度155〜250万円程度195〜315万円程度

※費用は足場・高圧洗浄・下地処理・諸経費を含む概算です。外壁の面積・状態・地域・業者によって変わります。

どの塗料を選ぶかは、初期費用だけでなく「何年後に次の塗り替えが必要になるか」のライフサイクルコストで考えることが重要です。

2026年の最新動向: 値上がり傾向にある理由

2026年時点では、外壁塗装の施工費は値上がり傾向が続いています。

原材料費の高騰

外壁塗装に使われる塗料は、原油を原料とする石油化学系の原材料を多く含みます。原油価格が高止まりすると、塗料の製造コストも連動して上昇します。

日本ペイント・関西ペイント・エスケー化研など主要塗料メーカーは、原材料費の高騰を背景に価格改定を行ってきた経緯があります。各社の最新の価格情報は各社公式サイトをご確認ください(出典: 日本ペイント株式会社 https://www.nipponpaint.co.jp/)。

また、外壁塗装で使用する足場資材(鉄製部材・養生シート等)も、素材コストの上昇を受けて値上がり傾向にあります。

人手不足による人件費の上昇

建設業界では若年層の入職者が減少しており、熟練した塗装職人の確保が困難になっています。国土交通省は建設技能労働者の「適切な賃金水準の確保」を求める施策を継続的に実施しています(出典: 国土交通省 https://www.mlit.go.jp/totikensangyo/const/totikensangyo_const_tk2_000081.html)。

また、令和6年の「第三次・担い手3法」では、建設業の労務費を適切に確保するための法的な枠組みが強化されています(出典: 国土交通省 https://www.mlit.go.jp/totikensangyo/const/1_6_bt_000283.html)。

これらの政策背景から、建設・塗装職人の賃金水準は今後も上昇傾向が続くとみられます。

値上がりの背景と先延ばしのリスクについては外壁塗装は2026年に値上がりする?今施工すべき理由で詳しく解説しています。

補足: 外壁塗装費用の具体的な変化率は施工会社・塗料の種類・地域によって異なります。価格の先行きを正確に予測することは難しいため、施工を検討している方は早めに複数社から見積もりを取って現在の相場感を確認することをおすすめします。

あなたの家の正確な費用を知る方法

ネットの概算はあくまで目安。現地調査で正確な金額がわかる

本記事で紹介した費用はあくまでも概算の目安です。実際の費用は以下の要因によって異なります。

  • 外壁の素材と状態: モルタル・サイディング・タイルなど。劣化が進んでいると下地処理費用が増える
  • 建物の形状: 凹凸が多い・出窓が多い・3階建てなどは足場・工賃が増える
  • 地域: 都市部は人件費が高い傾向がある
  • 選ぶ塗料: グレードによって費用が大きく変わる
  • 追加工事の有無: 屋根塗装・コーキング打ち替え・雨樋修理などを同時に行う場合

「自分の家の場合はいくらになるか」を正確に把握するには、業者による現地調査と現地見積もりが必要です。

複数社から見積もりを取ることが重要

費用の適正水準を把握するには、複数の業者から見積もりを取って比較することが有効です。同じ住宅でも業者によって金額は異なります。1社だけでは、その金額が相場として適正かどうか判断が難しい面があります。

見積もり比較の具体的な方法は外壁塗装の見積もり比較ガイドで解説しています。

費用を抑えるヒント

  • 複数社から見積もりを取って比較する(相見積もり)
  • 屋根塗装と同時に行って足場代を節約する
  • 自治体の補助金・助成金制度を活用する
  • 劣化が軽度なうちに施工して下地処理費用を抑える

補助金・助成金の活用方法は外壁塗装の助成金・補助金ガイドで解説しています。費用を安くする具体的な方法は外壁塗装の費用を安くする7つの方法もあわせてご参照ください。


まずは複数社に現地調査を依頼して、あなたの家の正確な費用を確認してみてください。

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外壁塗装の費用は、見積もりを取る前から相場感を掴んでおくことで、業者との話し合いがスムーズになります。現地調査と複数社比較で、納得のいく施工を進めてください。

外壁塗装サービスページでは、費用に関するさらに詳しい情報もご覧いただけます。