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窓の外に羽アリが大量に飛んでいる、あるいは床の隙間から羽アリが出てきた——そんな光景を目にすると、「シロアリが家に入ってきたのでは」と不安になる方は少なくありません。

羽アリが出た場合に最初に確認すべきなのは、「外から飛んできたのか、家の中から出てきたのか」という点です。この違いによって、リスクの大きさも、次に取るべき行動も変わります。

この記事では、羽アリがどこから来るのかという仕組みから、ヤマトシロアリ・イエシロアリの発生時期と特徴、飛来を防ぐ方法までを順を追って解説します。

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羽アリが「家に入ってくる」理由

羽アリは飛んで移動する — コロニーの「巣別れ」の仕組み

シロアリは、女王・王・働きアリ・兵隊アリなどで構成される社会性昆虫です。コロニー(巣のグループ)が成熟して一定の規模に達すると、羽のある生殖虫(有翅虫)を大量に放出します。

この生殖虫が集団で飛び立つことを「婚姻飛行」または「群飛(ぐんぴ)」といいます。飛び立った生殖虫は交尾のパートナーを求め、着地後に翅を自ら落として、新たなコロニーを作るために行動します。

つまり、羽アリはシロアリが種を広げるための「移動形態」であり、この時期にだけ姿を現します。

飛翔距離はそれほど長くなく、大半は近くに着地しますが、光に引き寄せられるなどの理由で住宅に入り込むことがあります。

家の中に入ってくる原因

羽アリが屋内に入り込む経路は、主に以下の3つです。

照明に引き寄せられる(特にイエシロアリ)

イエシロアリの婚姻飛行は夜間に行われることが多く、照明の光に向かって飛んでくることがあります。蛍光灯や白熱灯よりLEDの方が紫外線量が少なく引き寄せにくいとされますが、完全な防止にはなりません。

隙間から侵入する

窓枠・ドア枠・換気口・配管まわりなど、わずかな隙間から屋内に入り込みます。特に古い住宅や木製サッシがある箇所は侵入経路になりやすいです。

床下・土台にすでにコロニーがあり、内側から出てくる

これが最も注意が必要なケースです。床下や木材の内部にすでにシロアリのコロニーが形成されており、成熟に伴って室内側や床の隙間から羽アリが大量発生することがあります。


羽アリの種類と発生時期

ヤマトシロアリの羽アリ

ヤマトシロアリは、日本全国に広く分布するシロアリです。

項目内容
発生時期4〜5月の昼間(九州・沖縄では3月下旬から、東北・北海道では5月下旬〜6月ごろに発生することがあります)
体の大きさ有翅虫で5〜7mm程度
色・外見全体に黒褐色。翅は薄く黒みがかっている
発生しやすい場所浴室・洗面所・玄関まわりなど水まわり付近
群れの規模1コロニーあたり1〜3万頭程度

ヤマトシロアリは湿気を含んだ木材を好み、材の内部に巣を作る特性があります(出典: Wikipedia「ヤマトシロアリ」)。被害は局所にとどまりやすいとされますが、雨漏りや水回りの近くでは二階部分まで被害が及ぶこともあります。

イエシロアリの羽アリ

イエシロアリは、千葉県南部・神奈川県沿岸部以西の温暖な沿岸地域を中心に分布する大型のシロアリです。近年の温暖化で分布域が北上しつつあります(出典: 日本しろあり対策協会)。

項目内容
発生時期6〜7月ごろ(夜間・蒸し暑い日)
体の大きさ有翅虫で7〜8mm程度(ヤマトシロアリより大きい)
色・外見頭部が褐色で、胸腹部は黄褐色(淡い色)
発生しやすい場所照明まわり・窓周辺など
群れの規模最大100万個体に達することがある

イエシロアリは乾いた木材にも自ら水を運び込んで湿らせる習性があり、ヤマトシロアリより広範囲に被害が広がりやすいとされています。100mも離れた場所に被害が及ぶケースも報告されています(出典: Wikipedia「イエシロアリ」)。

クロアリの羽アリとの違い(見分けの基本)

羽アリを見たとき、それがシロアリの羽アリなのか、クロアリの羽アリなのかを見分けることが最初のポイントです。

詳しい見分け方については、羽アリとシロアリの見分け方をご確認ください。簡単な目安としては、以下の3点を確認します。

  • 触角の形: シロアリは数珠状(まっすぐ)、クロアリはくの字に折れ曲がる
  • 胴体のくびれ: シロアリはほぼない(寸胴型)、クロアリははっきりしたくびれがある
  • 翅の大きさ: シロアリは前後4枚ほぼ同じサイズ、クロアリは前翅が後翅より大きい

羽アリが出た場合、家への被害リスクは?

「外から来た羽アリ」と「家の中から出た羽アリ」の違い

羽アリが出た場合のリスクは、どこから出たかによって大きく異なります。

外から飛んできた場合

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家の中から大量発生した場合

床の隙間・畳の下・天井裏・壁の内側から大量の羽アリが出てくる場合は、すでに家屋の木材にコロニーが形成されている可能性が高い状態です。この場合は「シロアリ被害が進行しているサイン」として早期に対応することが望ましいです。

判断の目安

状況リスクの目安
屋外・庭で群飛している外のコロニーが飛行中。直接被害は少ないが侵入に注意
窓・玄関から数匹が入ってきた外からの飛来の可能性が高い。侵入経路の確認を
床・壁・天井から大量発生既存コロニーが家屋内にある可能性が高い。調査を推奨
翅が落ちて大量の翅が室内に残っている婚姻飛行後の状態。発生源が室内かどうかを確認

シロアリ被害が進んでいるサインとの照合

羽アリが出た場合、以下のような症状が同時に見られる場合は、シロアリ被害が進行している可能性があります。早めに専門業者に相談することをおすすめします。

  • 床を歩くとフカフカ・ぶかぶかした感触がある
  • 壁や柱を叩くと空洞のような音がする
  • 基礎・壁面に土や木くずで作られた細い通路(蟻道)がある
  • 木材に白い粒(フラス)が落ちている

これらの症状について詳しくは、羽アリが大量発生したときの対処法のページもあわせてご覧ください。


家の中から羽アリが出てきた場合は、早めに専門家に確認してもらうことをおすすめします。 シロアリ110番の無料調査は24時間365日受付(見積もり・キャンセル無料)


羽アリの飛来を防ぐ方法

侵入を防ぐ応急処置

夜間の照明を減らす・カーテンを閉める

特にイエシロアリの婚姻飛行が行われる夜間(6〜7月ごろ)は、室内照明が外に漏れないようにカーテンを閉め、不要な照明を落とすことで飛来しにくくなります。

窓・換気口の隙間をふさぐ

目に見える隙間があれば、テープやコーキング材で一時的にふさぐことが有効です。ただし、換気のために設けられている開口部を完全に塞ぐことは建物の観点から推奨されません。専門業者に相談の上で対処することをおすすめします。

殺虫スプレーの活用(あくまで応急措置)

市販の殺虫スプレーで、飛んでいる羽アリや侵入しようとしている羽アリを駆除することはできます。ただし、これはあくまで目に見えている個体への対処であり、床下・壁内のコロニーには効果がありません。根本的な対策にはなりません。

根本的な予防策

床下湿気の改善

シロアリは湿気を好みます。床下の換気が不十分で湿度が高い状態は、シロアリが定着しやすい環境を作ります。床下の通気口の確認・床下調湿材の設置・防湿シートの設置などを検討してみてください。

5年ごとのシロアリ予防処理

バリア工法による薬剤の効果持続期間は一般的に5年程度とされており(日本しろあり対策協会基準)、5年を超えたら再施工を検討することが推奨されています。ベイト工法は毒餌の定期的な補充・管理が必要なため、業者との継続的な契約になることが多いです。

シロアリ予防の適切なタイミングと頻度については予防タイミングの記事をご確認ください。

業者による床下調査

自分では確認しにくい床下・壁内の状態を定期的に専門業者に点検してもらうことが、早期発見につながります。シロアリ110番では無料で現地調査・見積もりを実施しています。


羽アリが大量発生したり、家の中から出てきたら専門家に相談を

外から飛んできた少量の羽アリであれば、すぐに深刻な被害につながるわけではありません。

一方、家の中から大量の羽アリが発生した場合、または以下のような状況が重なっている場合は、すでにコロニーが家屋内に形成されている可能性があります。

  • 羽アリが床・壁・天井の隙間から出てきている
  • 翅だけが大量に落ちている
  • 床のフカフカ感や蟻道など、他の被害サインも見られる

このような場合は、自己判断だけで放置せず、専門業者に現地調査を依頼することをおすすめします。

シロアリ110番は、全国280社以上の加盟店ネットワーク(2026年3月時点)を持ち、無料で見積もり・現地調査を行っています。キャンセルも無料です。

羽アリが大量発生した場合の対処法はこちらでも詳しく解説しています。

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